VMC
外部アプリケーションによるトラッキング。VirtualMotionCapture Protocolを介して、モーションキャプチャデータをWarudoに送信します。VRトラッカーは、VirtualMotionCapture有料版(支援版)を使用してもサポートされます。
設定
VRトラッカー
まずは、 VirtualMotionCaptureの有料版(支援版)がインストールされていることを確認してください。開発者のPatreonまたはpixivFANBOXからダウンロードできます。
VirtualMotionCaptureとVMC の違いは何でしょうか?簡潔に言えば、これらは同じものですが、2つの異なるものを指すことがあります。1つはオリジナルの VirtualMotionCaptureアプリケーションで、もう1つはVirtualMotionCaptureと他アプリケーションで使用されるプロトコルのことを指します(プロトコルとは、基本的にアプリケーションが互いに通信する方法のことを意味します)。 このハンドブックでは、プロトコルを指すのに「VMC」を使用し、アプリケーションを指すのに「VirtualMotionCapture」を使用 します。
VRトラッカーがSteamVRに接続されていることを確認してください。次に、VirtualMotionCapture を開き、VRMモデルをロードして、キャリブレーションを実行します。最後に、[詳細設定] → [モーション送信(VMCProtocol)] で [OSCでモーション送信を有効にする] をオンにします。デフォルトのポート番号 39539 は、WarudoのVMCレシーバーが使用するデフォルトポートです。
VSeeFace
次の例は、 VSeeFaceを使用して VMCデータをキャラクターに適用する方法を示しています。 VMCをサポートする他のソフトウェアも同様の方法で構成できます。
[一般設定] で、 [VMCプロトコル] → [VMCプロトコルで送信する] がチェックされていることを確認します。デフォルトのポート番号 39539 は、WarudoのVMCレシーバーが使用するデフォルトポートです。
その他のアプリケーション
VMCをサポートす るその他のアプリケーションについては、アプリケーションのドキュメントを参照してVMCトラッキングを有効にする方法を確認してください。また、正しいポート番号(デフォルトは 39539)に送信していることを確認してください。
キャリブレーション
VMC互換のトラッキングシステムのキャリブレーションは、外部アプリケーションで行います。
よくある質問
よくある質問については、「概要」と「ポーズトラッキングのカスタマイズ」を参照してください。
私のキャラクターは非常に奇妙なポーズをとっています
まず、Warudoと外部アプリケーションに同じモデルがロードされていることを確認します。
また、モデルには正規化されたボーンが必要です。つまり、モデルがTポーズのとき、モデル内のボーンの初期回転がすべて 0 である必要があります。そうでない場合、他のソフトウェアに送信されるデータへの互換性が失われる可能性があります。
モデルがVRM形式であれば、ほとんどの場合、問題はないはずです。ただし、非常にまれなケースでは、モデル制作者がエクスポート時に、Enforce T-Poseオプションをオンにしていない可能性があります。このオプションをチェックした状態で再エクスポートすることで問題を修正できます。詳細については、このページを参照してください。